子連れでクルーズ旅行に行くなら、ダイヤモンド・プリンセスはとてもおすすめ。私たち家族も乗船して、「やってよかった!」「次回も絶対リピートしたい!」と思った体験がいくつかあります。今回は、その中でも子連れファミリーに特におすすめしたい3つの体験と逆にやらなくてよかったこと2選をご紹介します。
やってよかったこと
① フォーマルナイトでプロカメラマンに家族写真を撮ってもらおう
ダイヤモンド・プリンセスには、フォーマルナイトと呼ばれるおしゃれな夕べがあります。ドレスアップした乗客たちがディナーを楽しむ特別な夜で、船内にはプロのカメラマンが登場します。
📸 おすすめポイント:
- 船内のあちこちに撮影スポットが用意され、背景のスライドや照明など、本格的な撮影設備があります。
- カメラマンが通路やレストラン付近を巡回していて、声をかければ気軽に撮影してくれます。
- 写真は専用アプリや専門デスクで確認・購入できます。気に入ったものだけ選べるのが嬉しい♪
👨👩👧 子連れにぴったりの理由:
日常生活で、なかなか家族全員でちゃんとした写真を撮る機会が少ないですよね。
フォーマルナイトは、そんな貴重な家族の一瞬を「特別な思い出」として残せる絶好のチャンス。

フォトスタジオにいかなくても、子どもの機嫌のよいタイミングでこんな写真が気軽に撮ってもらえます。
ディナー前の18時頃は混んでいて撮影待ちの列ができていることも。
デッキ5~7のエレベータホール、バーの前、など多くの場所で撮影スタッフはいるので、混んでない場所を探して素敵な写真を撮ってもらうとよいです。
ぜひ、お子さんもドレスアップして、記念写真を撮ってみてください!
② 「フューチャークルーズ」で次回の予約をしよう
クルーズ旅行に行くと「また来たい!」という気持ちになる方、多いと思います。
そんな方におすすめなのが、船内で利用できる「フューチャークルーズ予約」サービスです。
写真のようなオファーのチラシが船内で案内されます。
乗船中に次のクルーズを予約すると、特別割引を受けることができ、通常予約よりかなりお得になります。

🚢 ポイントはここ!
- ダイヤモンド・プリンセスの予約デスクはデッキ5グランドプラザ横にあります。
- 船内予約限定で、年内出発のクルーズが25%オフになるキャンペーンが行われていることも!(※時期により内容は変動)
- 来年分の予約でも、最大18万円オフ
- オンボードクレジット(次クルーズで使えるお金)の特典がつきます。
- 90日前(※)まではキャンセル無料なので、気になったツアーがあればぜひ予約をおすすめします。
※6~24泊のクルーズの場合。予約の際に、取消料やキャンセル規定はきちんと確認してください!
⚠️ 注意点:
下船日が近づくと予約デスクは大混雑します!
とくに終盤の終日航海日は長蛇の列になることも。気になる方は早めの行動をおすすめします。
③ 船内限定!「ダイヤモンド・プリンセス」グッズをゲットしよう
クルーズ旅行の記念やおみやげには、ダイヤモンド・プリンセス限定グッズの購入がイチオシ!
🛍️ 船内ショップで見つかるグッズいろいろ:
- 船のロゴ入りTシャツ、マグカップ、キャップ
- ダイヤモンド・プリンセスの模型やピンバッジ
- キッズ向けのぬいぐるみやステッカーなども
📍 ショップの場所:
プリンセスクルーズのギフトショップはデッキ7(プロムナードデッキ)にあります。
下船日に近づくと、セールも開催されます。セールはプリンセスショップ内だけでなく、出店のような形で他の場所でも販売がされています。
船のロゴ入りチョコレートが5割引き、などお得に入手できます。

👧 子どもが選ぶ「自分だけのおみやげ」も素敵な思い出に
子どもにとっては、船で選んだおみやげが「自分の旅の記憶」として残ります。今も息子はピンクのくまのぬいぐるみに「さくらちゃん」と名前を付けて大切にしてます。
やらなくてもよかったこと
クルーズには魅力的なサービスがたくさんありますが、「これは無理してやらなくてよかったかも」と思ったこともいくつかあります。
ここでは、実際に子連れで乗船してみて「我が家には合わなかった」と感じたことを、正直にシェアします。
① 船の寄港地ツアー(オプショナルツアー)
🚫 やらなくてもよかった理由:
- 値段が高い(大人2人+子どもで参加すると、数万円単位の出費になることも)
- 1日ツアーだとバス移動が長く、子どもがぐずりやすい
- 提供されるごはんが子どもに合わないと、食べるものがなくて困る
- スケジュールがガチガチで、子連れには自由度が少ない、時間通り動けるかヒヤヒヤした
子どもが2歳で乗船したとき、台北で「九份・十份ツアー」に参加しました。
大人約120米ドル、子ども約115米ドルで料金がほぼ変わらず(総額:日本円で約5万3千円)、なのに昼食時、子どもに席がなかったり、ご飯が口に合わず日本から持ってきたお菓子を食べさせました。
またツアーの所要時間は7時間で、子どもがぐずらないかひやひやしました。
まだ2歳だったからか、大人しく付いてきてくれ、天燈上げや九份の階段を楽しんでくれましたが、3歳イヤイヤ期だったら参加できなかったかもしれません。

十份での天燈上げです。線路で天燈を上げ、電車が来たら急いで脇の道に避難しました。
息子も天燈の美しさや電車の迫力に興奮していました。
雨の中時間通り動かないといけない&子どもの抱っこで疲れましたが、ツアー自体はとても楽しいものでした。
3歳のときはイヤイヤ期で急に機嫌が変わるので、個人観光をしてます。
🧭 おすすめの代替手段:
- 国内の寄港地ならタクシー移動で十分&快適
- 海外寄港地でも、ベルトラなどの予約サイトで現地タクシー手配が可能
→ 船のオプショナルツアーと同程度の価格で、プライベートかつ自由なスケジュールが組める!
子どもが3歳で乗船した際は、2歳の時の反省を踏まえ、個人観光にしました。
2歳のときと同じ台北寄港がありましたが、ベルトラ経由でチャータータクシーを予約しました。
基隆港(台北寄港時の港)送迎で、6時間フリープランで約3万8千円。食事や入館料などは別途かかりますが、ツアーより安かったです。
ルートも無駄なく充実!
忠烈祠で衛兵交代式観光→台北101(展望台&ランチ)、猫空(ロープウエイ&お茶)

猫空のロープウエイです。全長4キロ、動物園駅の海抜24.1mから猫空駅の海抜299.3mまで海抜高低差は275.2m!
20~30分かけて山頂の猫空まで登ります。
台北101さえ行ければよいかと思っていましたが、ドライバーさんにたくさん提案いただいて盛りだくさんの観光ができました。
衛兵交代式が見れて大人も観光が楽しめ、3歳の息子はロープウエイに大興奮でした。
ランチも台北101で子どもが食べられるお店でゆっくり食べることができ大満足でした。
また、途中子どもが昼寝をしてしまったので、ドライバーさんに少し車窓観光をしていただきました。
💡子連れ旅は“柔軟さ”が大事。オプショナルツアーより自分たちのペースで動けるほうが、トラブルも少なくて◎でした。
② 写真館での有料撮影
📷 「特別な体験をしたい!」と思って予約したのですが…
正直、船内各所に設営された撮影スポットでのカメラマン撮影で満足できたため、わざわざ追加料金を払って写真館で撮る必要はなかったと感じました。
写真スタジオはデッキ15にあったと思います。ドアに小さくスタジオと書いてあったと思うのですが、知らなかったら通り過ぎてしまうと思います。
中に入ると本格的な写真スタジオになっていて、カメラマン(日本語不可)から英語で写真のプランや流れについて説明をうけます。
いざ撮影となると、カメラマンから指定を受け、数十ポーズもの写真をとっていきます。
日本の写真館でとるような普通の立ちのポーズもあるのですが、家族で抱き合う、キスをする、造花や傘を持ったポーズなど海外の雑誌のようなポーズを要求されます。
残念だったのは、子どもが緊張してしまい、終始硬い表情だったこと。
撮影時間は写真選び含め1~1.5時間くらいだったのですが、カメラマンさんの英語に緊張しまったく笑顔を見せませんでした。
写真スタジオで写真を撮らなくても、フォーマルナイトや一部スマートカジュアルの夜も、船内のあらゆるところに撮影スポットが設営されカメラマンがスタンバイしています。
場所や時間を変えて、たくさんカメラマンに写真を撮ってもらって、その中から気に入った写真を選ぶので十分でした。
📝 フォーマルナイトの撮影スポットは複数あり、衣装も変えれば雰囲気を変えた写真が何パターンも撮れるので、写真館での撮影は省略してOKでした!
🧳 まとめ:やること・やらないことを見極めて、ストレスフリーな子連れクルーズを!
クルーズ旅行は夢のような体験ですが、子連れであれもこれもやるのはとても大変。「本当に楽しめること」に集中することが大切。
今回ご紹介した「やってよかったこと」と「やらなくてよかったこと」を参考に、ぜひ自分たちに合ったクルーズプランを立ててみてくださいね。
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